本機は、 無線リモコン送信部(RF-0299L-TX)と4x1(4列1行)キーパッド(ACC-0324KEY-4x1-TX)からなる315メガ帯RFリモコン送信機(品番RF-0299L-TX-RT)です。本機と315メガ帯RFリモコン受信機(品番RF-0299-RX-RR)とペア―で使うことによって、さまざまな機器の遠隔操作、特に交流のON/OFFが簡単で確実に実現できます。
無線リモコン送信部に関する詳しい内容は、無線リモコン送信部(RF-0299L-TX)説明書等を参照してください。
4x1キーパッド(品番ACC-0324KEY-4x1-TX)は4列1行のタクトスイッチの配列プリント基板です。スイッチには二つの動作があります。スイッチが押されるごとに受信機のリレーがON/OFFを繰り返すトグルモードと、1秒,2秒,4秒のパルスモードがあります。例えば、1秒のパルスモードの場合、スイッチが押されるごとに約1秒間受信機のリレーが励起(ON)されます。
受信機の出力リレーは1個ですから、トグルモードとパルスモードは独立していません。例えば、トグルモードでリレーをONにした状態で1秒のパルスモードスイッチを押すと、約1秒後にリレーはOFFになります。トグルモードとパルスモードは用途別に使用してください。
315メガ帯RFリモコン送信機 品番RF-0299L-TX-RT
使い方
無線リモコン送信部(RF-0299L-TX)に4x1キーパッドを差し込むみ3Vの電池をつなぐとすぐ動作します。スイッチを押すとLED が短時間点灯します。電池は、単三あるいは単四形が使えます。キットには、単三電池ボックスが入っています。電池は付属していません。
スイッチ番号 | 名称 | 機能 |
---|---|---|
SW1 | ON/OFF | トグルモード: 押すごとに受信側リレーがON/OFFします。(注1) |
SW2 | 1秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約1秒ONになります。 |
SW3 | 2秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約2秒ONになります。 |
SW4 | 4秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約4秒ONになります。 |
315メガ帯RFリモコン送信機 RF-0299L-TX-RT の組み立て例
送信側の電源に単三形2個使いましたが、単四形でもOKです。 電池はキットには入っていません。アンテナの配線はされていません。
315メガ帯RFリモコン送信機 RF-0299L-TX-RT と受信機 RF-0299-RX-RR のペア―の組み立て例
リレー出力の配線、アンテナの配線はされていません。受信機側の電源に5VスイッチングACアダプターを使っています。アダプターはキットには入っていません。
品名 | 品番 | 個数 | 特記 |
---|---|---|---|
4x1キーパッド | ACC-0324KEY-4x1-TX | 1個 | モジュール完成品 |
無線リモコン送信部 | RF-0299L-TX | 1個 | モジュール完成品 |
単三電池ボックス | 3X2 3V用 | 1個 | 3Pピンソケット付き |
説明書 | 1部 |
本機は、無線リモコン受信部(RF-0299-RX)と電磁リレードライブ回路モジュール(ACC-0325-RX)を接続して使うことによって、さまざまな機器の遠隔操作、特に交流のON/OFFを簡単で確実に実現できます。本機は、315メガ帯RFリモコン送信機(RF-0299L-TX-RT)とペア―で使ってください。無線リモコン受信部に関する詳しい内容は、無線リモコン受信部(RF-0299-RX)説明書等を参照してください。
電磁リレードライブ回路モジュールは、無線リモコン受信部の出力コネクターに接続します。本モジュールの電源は、受信部モジュールから供給されますので別途電源を準備する必要はありません。 入力データはマイコン(PIC12F1571)で読み込まれ、電磁リレーを駆動します。電磁リレー出力は、送信側のスイッチが押されるごとにON/OFFを繰り返すトグルモードと、1秒,2秒,4秒のパルスモードがあります。例えば、1秒のパルスモードの場合、送信側のスイッチが押されるごとに約1秒間リレーが励起(ON)されます。リレーが励起されるとLEDが点灯し、圧電ブザーが鳴ります。
本機の出力リレーは1個ですから、トグルモードとパルスモードは独立していません。例えば、トグルモードでリレーをONにした状態で1秒のパルスモードスイッチを押すと、約1秒後にリレーはOFFになります。トグルモードとパルスモードは用途別に使用してください。
315メガ帯RFリモコン受信機 品番RF-0299-RX-RR
使い方
5V電源(100mA以上)を用意し、3Pのピンソケットを使って無線リモコン受信部のCN4 に接続します。電源には5VスイッチングACアダプター又は弊社三端子電源キットJPS-0161+5Vなどを使います。電池は本機の消費電流が大きいので使えません。5VスイッチングACアダプターは(株)秋月電子通商で入手可能です。電源は別売です。そのほかの無線リモコン受信部に関する詳しい内容は、無線リモコン受信部(RF-0299-RX)説明書等を参照してください。
電源を入れると直ちに受信状態になり、315メガ帯RFリモコン送信機との通信が可能になります。
315メガ帯RFリモコン受信機(RF-0299-RX-RR)は、315メガ帯RFリモコン送信機(RF-0299L-TX-RT)とペア―で使ってください。
[315メガ帯RFリモコン送信機(RF-0299L-TX-RT)は、無線リモコン送信部(RF-0299L-TX) プラス 4x1(4列1行)キーパッド(ACC-0322KEY-4x1-TX)からなり、キーパッドのスイッチを押すことによって通信が始まります。4x1(4列1行)キーパッドの各スイッチの機能を下表に示します]。
スイッチ番号 | 名称 | 機能 |
---|---|---|
SW1 | ON/OFF | トグルモード: 押すごとに受信側リレーがON/OFFします。(注1) |
SW2 | 1秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約1秒ONになります。 |
SW3 | 2秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約2秒ONになります。 |
SW4 | 4秒パルス | パルスモード: 押すごとに受信側リレーが約4秒ONになります。 |
315メガ帯RFリモコン受信機(RF-0299-RX-RR) の組み立て例
電源に5VスイッチングACアダプターを使った組み立て例
315メガ帯RFリモコン送信機 RF-0299L-TX-RT と受信機 RF-0299-RX-RR のペア―の組み立て例
リレー出力の配線、アンテナの配線はされていません。受信機側の電源に5VスイッチングACアダプターを使っています。アダプター、電池等はキットには入っていません。送信側の電源に単三形2個使いましたが、単四形でもOKです。
品名 | 品番 | 個数 | 特記 |
---|---|---|---|
電磁リレードライブ回路モジュール | ACC-0325-RX | 1個 | モジュール完成品 |
無線リモコン受信部 | RF-0299-RX | 1個 | モジュール完成品 |
ピンソケット | 3P | 1個 | 赤、黒リード線付(約15cm長) |
説明書 | 1部 |
概要
本キットは、PIC8ビットマイコン 16LF1826を使用した無線リモート
コントローラ(ラジコン)送信部(品番RF-0299L-TX) (完成品)です。
無線リモートコントローラ(ラジコン)受信部
(品番RF-0299-RX)と組み合わせて、315メガ帯での無線による
リモコン制御ができます。
キーパットマトリックススイッチ、
品番ACC-0295-KEY4x4は別売です。
本キットのCソースファイルリストが説明書に添付されています。
無線リモートコントローラ送信部RF-0299L-TXと キーパットACC-0295-KEY4x4(別売)を接続したところ。
概要
本キットは、PIC 8ビットマイコン16F1826を使用した無線リモートコントローラ
(ラジコン)受信部(品番RF-0299-RX)(完成品)です。
無線リモートコントローラ(ラジコン)
送信部(品番RF-0299L-TX)と組み合わせて、315メガ帯での無線リモコン制御
ができます。
本機は送信側キースイッチ対応したキーコードを16進で出力します。
また、本機の出力に10進変換アダプター(品番HtoD-0297)
を接続すれば16進出力が10進に変換され、出力信号も
保持されるので、種々の機器の制御が簡単になります。
本キットのCソースファイルリストが説明書に添付されています。
無線リモートコントローラ受信部RF-0299-RXと
十進変換アダプターHtoD-0297(別売)を接続したところ。
LED D5が点灯し、無線リモコン送信側の2回押しスイッチ1
が押されたことがわかります。また、デバイスコードは"110”
と設定されています。
概要
本キットは、8ビットマイコンPIC16F1937を使用した
10進変換アダプター(品番HtoD-0297)です。
本機は次のキットの出力に接続して使います。
@無線リモートコントローラ受信部
(品番IR-0299-RX)
A表示なし赤外線リモートコントローラ受信部
(品番IR-0298-RX)
BLCD表示付赤外線リモートコントローラ受信部
(品番IR-0294-RX)
上記キットの出力は16進です。本キットアダプターを
接続することによって10進に変換されるので、種々の機器の制御
が楽になります。
表示は3ビットデバイスコードを3個のLEDに(二進)、
5ビットのキーコードを26個のLEDに十進で表示します。
ただし、LED表示なので、消費電流が大きくなること、プリント
基板のサイズもおおきくなります。
本キットのCソースファイルリストが説明書に添付されています。
十進変換アダプターHtoD-0297と
赤外線リモートコントローラ受信部IR-0298-RX(別売)を
接続したところ。
LED D5が点灯し、赤外線リモコン送信側の2回押しスイッチ1
が押されたことがわかります。また、デバイスコードは"110”
と設定されています。
概要
キーパッド(品番ACC-0295-KEY4X4)は4ビットx4ビットマトリックス
タイプのスイッチで構成され、全部で16個のプッシュボタン(タクト)スイッチから成っています。本機は下記するキットのキーパットとして使用します。
キーパットマトリックススイッチACC-0295-key4x4と 無線リモートコントローラ送信部RF-0299L-TX(別売)を接続したところ。
4x1キーパッドプリント基板のサイズ: 縦約28mm 横約48mm
4x1キーパット ACC-0324-KEY-4X1-RT
定価 1キット完成品 ¥250(外税)
初級者向きキット
無線リモコン送信部と4x1キーパットを接続したところ。
赤外線リモコン送信部と4x1キーパットを接続したところ。
概要
4x1キーパッド品番ACC-0324-KEY-4x1-RTは、4ビットx1ビットマトリックス
タイプのスイッチで、4個のタクトスイッチで構成されています。本機は下記するキットのキーパットとして使用しています。
4x1キーパッド品番ACC-0324-KEY-4x1-RT回路図
電磁リレードライブ回路モジュールのプリント基板のサイズ: 縦約44mm 横約50mm
電磁リレードライブ回路モジュールACC-0325-RX
定価 1キット完成品 ¥600(外税)
中級者向きキット
無線リモコン受信部と電磁リレードライブ回路モジュールを接続したところ。
赤外線リモコン受信部と電磁リレードライブ回路モジュールを接続したところ。
概要
本器電磁リレードライブ回路モジュールは、無線リモコン受信部又は赤外線リモコン受信部とコネクターでつないで使います。主な使用部品は8ビットマイコンPIC12F1571、1A電磁リレー、圧電ブザーです。
各受信部の出力から本器に入力されたコードをマイコンが読み取り、リレーを励起(ドライブ)し、LEDが点灯し、圧電ブザーを鳴らします。圧電ブザーが必要ないときには、ジャンパー(J3)を外します。
通常本器は無線リモコン受信部又は赤外線リモコン受信部と一体で使用しますので、電源は受信部から供給されます。本器をほかの目的で使用される場合は、右図の回路のコネクターから別途電源を供給してください。コネクターCN1の1番がグランド(マイナス) CN2の2番が電源5V(プラス)となります。送信側のキーパッドと入力コードの関係を下表に示します。
スイッチ番号 | CN1の4番ピン | CN1の5番ピン | CN1の6番ピン |
---|---|---|---|
SW1/OFF | 0 | 0 | 0 |
SW1/ON | 0 | 0 | 1 |
SW2 | 0 | 1 | 0 |
SW3 | 0 | 1 | 1 |
SW4 | 1 | 0 | 0 |
本器が使用されているモジュール
電磁リレードライブ回路モジュールACC-0325-RX回路図